ブルーインパルスの
7月12日、13日の2回、万博会場でブルーインパルスの展示飛行が行われました。
会場に行けなかった私たちは、おすすめビュースポットへ出かけました。
見事に往復2回見ることができました!

飛行予定ルートの丁度クロスする辺りで、待機していたので、行き帰りの2回見ることができました。
14:40 関空を離陸する時刻になると、いつ見えるのか大勢が空を見上げ、今か今かと待っていました。
丁度14:50前後だったか、見事に頭の真上を綺麗に列をなして通りました。
ジェット音も臨場感たっぷりで皆が興奮して「オーー!!」とざわめきました。
ニュースでは、万博会場で見られたお客さんの一人が、涙が出るほど感動したと感想を述べられていました。
コロナ禍の時、東京でブルーインパルスが飛行して、皆に勇気と希望を与えました。
こんな感動的な航空自衛隊のアクロバット飛行ですが、初めて見る少年たちにとって将来の仕事として憧れの的となることでしょう。
そこで、どうしたらブルーインパルスに乗れるようになるのか調べてみました。
ブルーインパルスパイロットになるまでの流れ(おおよその目安)
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航空自衛隊に入隊(幹部候補生または航空学生)
- 幹部候補生学校や航空学生課程を経て、操縦課程に進みます。
- ここで初期の操縦技術を学びます。
- 所要期間:約2〜3年
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戦闘機などの部隊に配属され、実戦部隊で経験を積む
- F-15やF-2などの戦闘機部隊などで数年間、実際の任務にあたります。
- ここで高度な操縦技術・判断力・協調性などが磨かれます。
- 所要期間:約5〜8年
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ブルーインパルスに選抜される
- 豊富な飛行経験(1,000時間以上が目安)や、人物評価、チームワーク、健康状態などが選考基準になります。
- 所属年数:約3〜5年(通常、任期制)
参加までの目安
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ステップ |
年数(目安) |
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入隊〜操縦課程修了 |
約2〜3年 |
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作戦部隊での飛行経験 |
約5〜8年 |
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合計 |
約8〜12年 |
備考
- 年齢制限があるため、若いうちに入隊しないとチャンスが限られます。
- 毎年募集があるわけではなく、空きポストやローテーションに応じて選ばれます。
- 一般公募ではなく、上官の推薦なども重要です。
非常に厳しい訓練
飛行訓練
パイロットは高度な飛行技術を身につけるために、定期的に繰り返し飛行訓練を行います。これには、フォーメーション飛行や単独飛行などが含まれます。
体力トレーニング
長時間の高G(加速度)環境に耐えるため、パイロットは体力と耐久力を向上させるためのトレーニングを行います。
シュミレーター訓練
実際の飛行と同様の状況をシミュレートし、異常事態や非常時の対応訓練を行います。これにより、リスクを最小限に抑えながらパイロットの反応速度や決断力を高めます。
チームワークとコミュニケーション
フォーメーション飛行では、パイロット同士の信頼関係とチームワークが不可欠です。このため、グラウンドトレーニングやシミュレーションでコミュニケーションを確認しながら訓練を行います
心理的訓練
高度なストレス環境でのパフォーマンスを維持するため、パイロットは心理的な強靱さを養う訓練も受けます。
これらの要素が組み合わさり、ブルーインパルスのパイロットは安全かつ精密な飛行を実現するための準備を行っています。
さいごに
私は映画好きで、10代の頃からかなりの数の映画を観てきました。
50年前に映画館で「ブルーエンゼル」を見ました。アメリカ海軍飛行チームのドキュメンタリーです。
収集したパンフレットの中から見つかりました!


なんとパンフレットの値段が200円となっています。
フライング・サーカスの魅力を充分に発揮した栄光のスカイ・ドキュメンタリーです。
Amazon prime か Netflix で観ることができるようでしたら是非ご覧になることをオススメいたします。記録映画出身のポール・マーロー監督の素晴らしい作品です。
わくわくする本物のアドベンチャーだと思います。