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先日、近所のショッピングモールに買い物に行った際、立ち寄ってみました。
広いフードコートの一角に、見慣れないお店「湯火功夫」が新しく参入していました。
「湯火功夫」(トーカコーフ)とは
世界に2700店舗も展開している中国四川料理マーラータンの専門店です。
日本では、2019年、大阪心斎橋に1号店(本店)ができたそうです。
若者に人気の辛い麺スープで、癖になる味わいにリピーターが増えているようです。

マーラータンとは
好みの具材を自由に選んで楽しめるのが魅力となっています。
味の要となるのは、「花椒」(ホワジャオ)のしびれと、唐辛子の辛さが合わさることで、癖になる味わいを生み出しています。
また、数種類の薬膳食材や漢方が多く使われていることが人気の秘密となっています。

マーラータン注文の手順
- 入店し、トングとトレイを取って、35種類以上ある具材から、好きなものを選びます。

- 選び終わったら店員さんに渡すと、重さを計ってくれます。100gにつき380円で最低310g以上必要です。
栄養バランスなどを考え、春雨、きくらげやうずら卵、お肉やお野菜など多くの種類を選びました。
計算され会計を済ませます。好みの辛さを選びます。3ランクあり、中辛を選びました。1380円でした。

- トレイは奥の厨房へ運ばれ、待機ベルを渡されます。出来上がるとベルが鳴り、取りに行くセルフサービスタイプです。紙エプロンは自由に利用できます。
ブラウスに赤いシミが飛ぶといやなので、エプロンを着けましたが、回りで私一人でした。 - 出来上がるとベルが鳴り、カウンターへ取りに行きます。
カウンターには、色んな薬味やトッピングが並ベられてあり、好きなだけ選べます。

少し食べてみて辛すぎると感じたら、ゴマダレを足したら良かったのかなと思います。パクチーはトッピングにあるので、具材選びに加えなくてもいいと思います。
私が選んだ中辛でもかなり辛かったです。
スープを飲もうとすると咳きこんでしまいました。 - デザートにほんのり甘いスープみたいなのが1回だけいただけます。
ミントのキャンディーもセルフでいただけます。

具材は美味しくて完食できました。スープは辛すぎて飲めませんでした。
湯火功夫が人気の理由
とにかくすごい種類の具材から好きなだけ選べるのが楽しいです。
家庭でこれだけ揃えるのは大変です。
麺・野菜・お肉・魚介類・キノコ・練り物など、バランスを考えながら選ぶと健康に良さそうで、自己満足できます。
薬膳メニューなので、たくさん食べても罪悪感が残りません。
フードコートにできるのは珍しいみたいですが、同じエリアに「神座」と「長崎ちゃんぽん」のラーメン店が入っています。
それらのラーメン店に比べるとターゲットが狭いかも知れませんが、シニアの私でも、また行ってみたいと思いました。
さいごに
中国四川省発祥のスープ春雨「麻辣湯」ですが、
「麻(マー)」とは花椒(ホアジャオ)の痺れるような感覚
「辣(ラー)」とは唐辛子による辛味
「湯(タン)」とはスープという意味を指しています。
この中でも「麻(マー)」に中毒性があるように感じました。
大麻とか麻薬とかに使われる漢字「麻」です。
日本語で「かしょう」と呼ばれています。これを使うと、たちまち中華料理の風味になります。
マーボー豆腐など作る時は、少し入れるだけでいい仕事をしてくれ、本格的な味になります。
せっかくのスープなのに、辛すぎて飲めなかったので、次に行く時は、一番辛くないスープを選びたいと思います。