関西人の私ですが、うどんはあまり食べません。
健康系のユーチューブを見ていると、小麦粉を練った食べ物は身体に良くないとのことで意識的に避けていました。
そんな訳で、うどんに興味がなかったのですが、群馬県草津温泉に行く途中、立ち寄って食べた「水沢うどん」が美味しかったので、うどんについて調べてみました。
日本三大うどん
「日本三大うどん」とやらがあるようです。
「讃岐うどん」(香川県)と「稲庭うどん」(秋田県)は有名で知っていましたが、あとの一つを知りませんでした。
「五島うどん」(長崎県)が3番目にラインクインしているサイトがあります。
行ったことも食べたこともないので、どんな味かネットで取り寄せようと思います。
今回立ち寄ったお店【大澤屋】は「水沢うどん」の有名なお店です。
サイト上では、「水沢うどん」(群馬県)と「五島うどん」(長崎県)が3位の座の接戦となっています。
讃岐うどん(香川県)
香川県の讃岐うどんは手もみ・足ふみしてこねた生地を平たく伸ばし、包丁で切る「手打ち」製法の代表格です。一説には、空海が中国からうどんの製法を持ち帰り、良質な小麦と塩が採れた讃岐に根づいたといわれています。
香川県では、お葬式や法事、何かのイベントの度に釜揚げうどんを食べるとのことです。熱々の釜揚げうどんをおろしショウガと刻み葱をたっぷり入れたつゆに付けて食べると美味しいですね。
瀬戸内の小魚はとても美味しいですが、そのいりこ出汁のきいたツユが特徴です。
出汁を取った後のいりこは、酒のつまみやおやつに食べるとカルシウムが取れます。
世界に展開を広げている「丸亀製麺」は、讃岐うどんをモデルにしています。
ハワイに行くと、「丸亀製麺」のお店の行列が一番長く、欧米の方にも通じる味なのでしょう。
稲庭うどん(秋田県)
私は「稲庭うどん」が一番好きで、細くて喉ごし良く食べやすいうどんです。
秋田県湯沢市稲庭町が発祥の手延べ製法による干しうどんです。
うどんというより素麺に近い製法です。
ひねりながら練るという独特の製法により、麺の内部に気泡が生じ、中空になっています。そのため滑らかな食感が得られるそうです。
350年の歴史を持つ「稲庭うどん」は高級品として位置づけられ、贈答品やお土産として人気があります。
五島うどん(長崎県)
遣唐使の時代に中国から伝わり、日本の麺ロードの拠点とされたのが長崎県・五島列島に伝わる「五島うどん」です。
稲庭うどんと同じく「手延べ」製法ですが、打ち粉で伸ばさず特産品の「椿油」を塗って細長く伸ばします。
生地には上五島で作られた塩を練り込み、こく深いあご出汁のつゆで食べます。
断面は直径2mmほどのスパゲッティに似た丸状で、コシが強く長く茹でても伸びにくい特徴があります。
水沢うどん(群馬県)
群馬県渋川市伊香保温泉郷近くの水澤寺周辺が発祥の郷土料理。
小麦粉、塩、榛名山麓の湧き水というシンプルな素材からうまれるコシの強さと弾力、透明感が特徴です。
およそ400年前、水澤寺の参拝客が旅の道中に空腹を満たせるよう、うどんを提供し始めたことが発祥だとされています。
水沢うどん街道
大澤屋(水沢うどん)
岡本太郎さんと関係が深く、「岡本太郎の部屋」があり、たくさんの作品を見ることができました。
かの金さん銀さんも来店したようです。
今では、100歳も珍しくなくなりました。
ファンだった米長邦雄さんも来店したようです。
皇室が立ち寄ったとなれば、宣伝効果抜群ですね。
孫たちにも食べやすいツルツルの喉ごしです。
地元産舞茸の天ぷらが名物で、一緒にオーダーすると侮れないお値段でした。
全粒粉配合のうどんと普通のうどんのコンビで盛り付けられているメニューを頼みました。違いがあまりわかりませんでした。
お店の売店には、数々のお土産用うどんが売られていました。
さいごに
色んな所へ旅行をしてきましたが、知らなかったことだらけです。
いつも、驚くこと、感動すること、発見があります。
思い出作りと一緒に、楽しい旅をしていきたいと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。
追伸
「伊勢うどん」もお店によっては、かなり美味しいのがありますね。