以前から、書店に「脳トレ関連」がたくさん並んでいるのが気になっていました。
人生100年をボケずに、健康寿命を延ばそうという風潮です。
団塊の世代の人たちが、後期高齢者に差し掛かる2025年問題が話題になっています。
こんなの買っちゃァおしまいよ、、
こんな本を買って読んだら婆さんの仲間入り。とスルーしてきました。
ところが今回「おとなの音読」をはじめたのです。
おとなの音読を始めたきっかけ
ある時書店で、医学博士・加藤俊徳先生の本が目に留まり買って読んでみました。
以来、加藤先生に大きな信頼を寄せています。
1万人以上のMRI 脳画像診断をしてきた脳内科医で、説得力が半端でないです。
「一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方」
このサブタイトルが気に入り、手に取りました。
脳には番地があり、それぞれが司るジャンルがあり、その番地に働きかけることで鍛えることができると実証例を多く呈する専門家です。
おとなの音読 加藤俊徳 から 抜粋
その加藤先生が「おとなの音読」本を出されたので早速買って実行、継続してみたいと思います。
脳活性助詞強調おんどく法
音読暗記1日目の一文
「音読は口の運動です。」
これを朝読んで、夜に思い出せるか、そして、翌朝も言えるか。
運動を体操と間違えやすい、、
私たちは声を出すとき、口だけを動かしているわけではありません。
肺から送り出された空気(呼気)が喉を通り、声帯を震わせます。
その振動が鼻と口の中で共鳴し、舌と唇の動きによって声となります。
音読をするとき、声帯の周囲の筋肉と舌がフル稼働します。
これを口腔運動と呼びます。だから音読は口の運動です。
音読暗記2日目の一文
「口腔フレイルの予防に、大人の音読はきわめて有効な運動です。」
音読は「口腔フレイル」の予防にも有効です。
口腔フレイルは口の機能が低下することで、次のような自覚症状があります。
- 固いものが噛みにくい
- むせる
- 食べこぼしがある
- 口の中が乾く
- 活舌が悪くなる
これが進行すると嚥下障害を引き起こし、危険な脱水症症状や窒息、誤嚥性肺炎の原因にもなります。
音読暗記3日目の一文
「海馬の体積が、運動を継続するだけで増える」
運動すれば筋肉、体力が付くだけでなく、「記憶力の元」が元気になります。
記憶力の元とは左脳と右脳にそれぞれある海馬という記憶系脳番地のことです。
この海馬の体積が、運動を継続するだけで増えるという報告が複数みられるようになりました。
音読暗記4日目の一文
「物をつかむと、運動系だけでなく、思考系や視覚系の脳番地も刺激」
朝起きて、家事や掃除をしたり、野良仕事をしたりする人はそれだけで元気になります。手で物をしっかり握るからです。
できれば、右手だけでなく、左手でもほうきや鍋をしっかりつかんでみましょう。両手をよく使っている人は、左脳も右脳もよく使っている人なのです。
8つの脳番地が働く音読
おとなの音読 加藤俊徳 から 抜粋
私は昔から暗記が苦手でした。いつまで頑張れるか、、
3回挑戦のチェックシートが付いているし、日にちが進むにつれ、面白そうな内容があるのでフライングしないで着実にやっていこうと思っています。
有名な著者の「大人の音読」本
- 川島隆太教授の脳を鍛える大人の音読ドリル 川島隆太
- Dr.白澤の100歳までボケない大人の音読ひらめき脳ドリル 白澤卓二
- 心とカラダを整えるおとなのための1分音読 山口謡司
- 1日1分で自律神経が整うおとなの音読 小林弘幸
- 1日1話の脳トレ斎藤孝の音読名著 斎藤孝
- 四季を感じる毎朝音読ー心と脳が若くなる 寺田理恵子
- 1日1文読むだけで記憶力が上がるおとなの音読 加藤俊徳 ← 挑戦中
たくさんあるので、またチェックしてみようと思います。
さいごに
今回、著書からの抜粋が多かったのですが、分かりやすく簡潔なのでそのまま書かせていただきました。
4年前、母が他界しましたが、亡くなるまでの数年間は施設で暮らしていました。
コロナ前でしたので、毎日顔を見にいってました。
あの頃に、音読を毎日一緒にしていたら、誤嚥性肺炎になるのを遅らせることができたのでは・・・嫌がったかもしれないけれど。
まあね、音読って少々陰気くさいからカラオケでも行こーッて、尻切れトンボになるかもです⤵ でも1冊終えるまで続けます。
人の名前がス~と出るようになるかな・・
最後までお読みくださりありがとうございました。