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堺市で【中古戸建】を購入して、古家再生のリフォーム職人チームを稼働させます。

懇意にしている〇屋不動産の営業マンからドヤ声で電話がありました。

手頃な相続物件が出ました!

 

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建物の種類、場所、築年数、広さ、希望売却価格など、大まかな内容を聞くと、すぐにGoogleで位置と外観を調べます。

次に、ハザードマップと路線価を調べます。

 

 

今回、購入した物件

判断基準

とにかく小ぶりで手頃な価格なので、負担も軽く楽しめそうな築古戸建でした。

築年数の割りに、傷みが少なく致命的な損傷が見受けられなかったことがあります。

 

大きな駅まで徒歩16分とやや遠いのですが、自転車で行ける距離なのでアリかなと判断しました。

 

津波、土砂災害、洪水、高潮、その他ハザードマップに重なるリスクがありません。

 

すぐ近くに大型道路の開発計画が確定されています。

場所

主要道路となっている国道の1本中に入った立地で、軒を連ねた大型店舗に徒歩圏という便利な場所です。

 

ジョリパスタ、ワークマン、ウェルシア、ダイソー、びっくりドンキー、サイゼリア、和食さと、ガストetc

 

個人的には馴染みがない場所でしたが、最近の高騰状況の中、新しい地域にも目を向けて見るべきだと思いました。

スペック

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築40年の木造住宅で、旧耐震設計です。

周辺は、同じ時期に建てられたよく似た建売住宅がたくさん並んでいます。

 

一人暮らしの独身の高齢女性が施設で亡くなられ、空き家になっていました。

遠方に住むご兄弟が相続されましたが、しばらく放置されていたようです。

 

とても綺麗に掃除が行き届いていて、途中、リフォームもされています。経年劣化はしかたないですが、汚れや痛みは驚くほど少ないまともな物件でした。

 価格

数人の投資家で競い合った結果、230万円で購入することができました。

土地値以下の掘り出し物に出会えました。

 

 

リフォーム前の物件写真

<外観>

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見た目は、ボロボロではなくしっかりしています。

門扉もあり、外壁も塗り替え歴があり、クラックや気になる箇所がありません。

 

<玄関入ってすぐの洋間>

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木目調の壁ですが、いかにも昔の建材で、同じ木目調でも今風とは大違いです。

最初、費用を掛けず板張りを活かして、山小屋風、ナチュラル志向の部屋にしようかと考えましたが、無理がありました。

とにかく、目にうるさいのです。

 

<トイレ>

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値段交渉の材料になった、くみ取り式トイレです。

見た目は、普通の水洗トイレに見えますが、今どきあり得ないくみ取り式でした。

これを水洗の工事をして便座やすべてやり替えるとかなりの費用がかかります。

一番大きな再生費用となります。

 

<お風呂>

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昭和なタイル張りのお風呂です。

個人的には、ユニットバスよりも風情があって好きですが、タイルの補修箇所が目に着きます。

想定お家賃との相談ですね。

 

 

<キッチン>

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 床下の基礎部分をチェック。シロアリなどもチェック。

 

流し台や戸棚は綺麗。

床が少しペコペコする箇所があり、大工さんに根太を補修していただく必要あり。

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<階段>

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 写真の写り具合ほど急な階段ではなく、許せる階段。

 

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2階から見下ろした階段。両サイド、すべて古臭い砂壁。

 

<2階右和室>

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サッシや雨戸が築年数の割りにきれいで動きも滑らか。

畳は表替えの必要あり。押し入れ内は綺麗。

 

<2階左和室>

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襖の張り替えと畳の表替えは最低限必要。

サッシや雨戸は動きも滑らかで問題なし。

 

さいごに

古家再生の事業は、多くのプロが関わります。

水道工事、大工、クロス屋、塗装屋、タイル屋、サッシ屋、トユ屋、洗い屋、、、

本当に多くの職人さんたちの手によって、一つの建物が完成しているのだということです。

 

経済の成長性を見るバロメーターに、建設業界の動向を見るのは、多くの業界が紐づけられていて、広く波及効果があるからです。

 

1軒の古家を再生させることによって、街並みが廃れることに歯止めをかけることができます。国の空き家問題に少しは協力できます。

 

関わる職人さんたちの仕事が増えます。

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賃貸客付け業者に広告料が入り、家賃振込み銀行に手数料が入ります。

売買契約には、不動産会社に手数料が入り、司法書士に所有権移転の手数料が入ります。

火災保険に入るので、保険屋さんにもマネーが流れます。

 

市町村に固定資産税が入り、都道府県に不動産取得税が入ります。

 

私に家賃収入が入ると、娘や孫たちに食事をおごったり、節句の人形を買ったりします。レストランや人形店に売り上げが発生します。

 

つまり、ささやかですが、経済が活性化しているのです。

マネーフローといいますが、お金は貯めるばかりでは死に金となります。

生きたお金を使うことによって、世の中に息が吹き込まれるのだと思います。

 

生きたお金の使い方を楽しく身に付けていきたいと思います。

そして、自分の生活基盤も盤石なものに同時進行できることが理想です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。