収益不動産を上手く見つけ、購入することが決まると、
業者の事務所で手付金(約1割程度)を支払い、売買契約書を交わします。
その時、売主と売主側の業者、買主と買主側の業者の四者が揃います。
※売主側の業者と買主側の業者が同一の場合もあります
不動産売買契約書 の確認ポイント
- 手付金
- 売買代金の支払い時期と方法
- 売買対象面積・測量・代金精算
- 境界の明示
- 所有権移転の時期
- 引渡しの時期
- 抵当権等の抹消
- 物件状況等報告書
- 公租公課の分担
- 瑕疵の責任
- 設備の引渡し・修復
- 契約違反による解除・違約金
驚くことに、売主は昔よく通った豆腐屋さんのおばあ様でした。
亡くなったご主人が不動産好きで、高い買い物をしてきたと
ブツブツおっしゃっていました。
お店を閉めて10年になるそうですが、それはそれは美味しい豆腐で、
三角の絹揚げを10個買うと1個オマケしてくれました。
懐かしい話で盛り上がり、すっかり緊張がほぐれました。
不動産取引をしていると、本当に縁というものを感じます。
出会うべくして出会ったような人間関係に似ている・・と。
残額は、こちらが指定した銀行の応接室で決済をしました。
所有権移転登記をするために、双方の業者が依頼した司法書士の先生が
一人ずつ出席します。
所有権移転登記の費用
- 登録免許税
- 必要書類の取得費用
- 手続きを司法書士に依頼する費用
不動産屋に支払う仲介手数料は物件価格の3%+60,000円
と決まっていますが、司法書士の手数料は交渉できます。
個人的に知り合いがいれば、その方に頼むこともできます。
私は、業者の明細を見て、司法書士の手数料が高すぎる時は、
過去の事例を見せて、納得して値引きしていただきます。
あと、固定資産税の日割り計算で当日分は買主が支払います。
張り詰めた決済手続きが完了すると、後日、登記済み権利証が
法務局から送られてきます。
この時、オーナーになった実感が湧いてきます。
こうしてこんな↓中古不動産のオーナーになりました。
図面を描く「イエスマイハウス」というフリーソフトがありますが、
長時間かけて悪戦苦闘しても上手く使いこなせませんでした。
ベランダが東向きで広く、玄関右側に小さな庭がある
駐車場のない物件です。
部屋数が多く、1Fの和室はキッチンと続き間のLDKに
リノベーションすると雰囲気が変わるので楽しみです。