1階の和室には掘りごたつ設備があり、床の間や仏間がある
昭和後期の和風住宅です。
古いわりにはしっかりしていて、解体するには勿体無い佇まいです。
掘りごたつの和室は、好みの方もいらっしゃるでしょうが、
やはり現在は、LDKの洋風スタイルが一般的な間取りかと思います。
費用対効果を考えないといけないので、省ける所は省き、メインルームに
快適さを求めて手直しをしました。
不動産をお世話してくれた業者には、リフォーム部門もあり、尽力してくださったので
工事も依頼することにしました。
私は、合い見積もりを取りません。
そのかわり、綿密な打合せをして、予算内に収まるよう何度も見積もりを
練り直していただくというお手間を取らせてしまいます。
私が合い見積もりを取らない理由
- 見積もりを依頼できる会社は数社、皆懇意にしてきている。
- 見積もりには、たいへんな手間と時間、エネルギーが必要(経費がかかる)。
- 賃貸用に使用するクロスやフローリング、クッションフロア、畳などの値段を掌握できているので、ポイントを自分でチェックできる。
- 信頼関係を大切にお付合いしていくと、入居者が退去した後のリフォームやちょっとした不具合がある時、快く動いてくれる。
ここでまた、不思議な「縁」がありました。
現場監督のFさんは、この物件の隣の隣にお住まいだったのです!
隣は奥様のご実家だそうです。
つまり、隣に監督さんが住んでいたのです!!
なんと心強いことでしょう。
今回の補修で、あと20年は住めます。と太鼓判を押してくれました。
↓ 監督のFさん
お風呂、洗面台、流し台等水周りはハウスクリーニングで綺麗になりました。
1階和室 最初の様子
天井、床板をめくり、掘りごたつをつぶし、床の間をつぶす。
床柱を取り払ってスッキリしたいところですが、構造上取れない。
床柱が白い壁として姿を変えました。床は木目調のフロアタイルを貼りました。
天井もすっきり白いクロスで洋間に仕上げました。
1階階段下は、押入れでしたが取り払いました。
すっきりしたフリーースペースになりました。
2階和室は和室で残します。
工事の日程表をいただいているので、毎日確認しながら
違う業種の職人さんが入る度に、3時のおやつを出しに行きました。
熱中症に気をつけていただくため、飲み物をたくさん運びました。
色んな職人さんたちの力を借りて、チームワークで
一つの作品を完成させる充実感みたいなものが感じられます。
猛暑の中、本当にご苦労様でした。