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【脳は右から若返る】加藤俊徳先生|右脳トレで脳を若く保つ方法

加藤俊徳先生の『脳は右から若返る』を読んで、右脳を使った脳の若返り法を解説。認知症予防や脳の活性化に役立つ具体的なトレーニング方法を紹介します。

 

 

私が加藤先生の本に興味を持った理由

6年前に母が他界しました。亡くなる前は、病院が併設された施設で暮らしていました。最後の方では、お箸を持てなくなり食事の介助が必要でした。もちろん歯磨きもできませんし、言葉も出てこなくなっていました。

主治医の先生が、脳のMRI画像を見て説明をしてくれました。

脳がだんだん働かなくなっているという内容の説明でしたが、とても不思議に思ったのは、右と左の色が全く違っていたのです。片方が白く片方が黒かったのです。

その説明はされなかったのですが、ずっと印象に残っていました。

右脳と左脳てはっきり区別されているんだな・・と感じました。

 

加藤先生は、1万人以上の脳画像を一人一人面談しながら分析してきました。体験から導き出した脳に関する深い知見です。

 

 

自分自身も高齢者になり、探し物やヒヤリハットが多くなってきました。

脳も遺伝するとしたら、どうやって衰えを防ぐことができるだろうと真剣に考えるようになりました。

 

 

脳全体をまんべんなく使う

加藤先生が提唱する「脳番地」は8つに分けられていて、まんべんなく使っていないことが劣化につながると言われています。

 

すべてがデジタル化、自動化し、進化するAI化社会では、普通に生活していても使われていない脳番地が出てくるのです。

そこで脳の使い方を変えるという「脳コンディショニング」を自分で行うことを心掛けないと劣化を止めることができません。

 

毎日の生活の中で「ON-OFF」を心がけるだけで、使われる脳番地も切り替わります。

  1. 朝晩の生活のけじめをつける(日中は働き、夜はリラックス)
  2. 平日と休日のメリハリをつける(平日は仕事、休日は趣味や娯楽)
  3. スマホばかりではなく鉛筆などで手書きする(考えながら書く)
  4. デジタルとアナログを使い分ける(オンラインと対面どちらも活用)
  5. テレビや動画だけでなく本も読む(能動的に考える時間をもつ)
  6. 私生活と会社を線引きする(ダラダラ仕事をしない)

 

不健康脳チェックリスト

  • メリハリのない単調な生活
  • 昼夜逆転の生活
  • 7時間以下の睡眠時間
  • 仕事を家に持ち込む
  • 土日にもパソコン、スマホを手放せない
  • 1年間旅行に行っていない
  • 最近、山や海に行っていない
  • ここ1週間で新しい出会いがない
  • 新しい習い事をしていない
  • 最近、店で衣服を実際に見て買っていない
  • ボランティア活動に参加していない
  • 毎日神仏に手を合わせていない
  • 大笑いしていない
  • 天気のいい日でも月や星を見ない

半分以上当てはまった方は、もしかしたら「不健康脳」の予備軍かもしれません。

「不健康脳」がうつ症状、記憶力低下、認知症へつながります。

 

自分の脳の状態を確かめてみる

  1. ときどき「声が大きすぎる」と言われる
  2. ここ1週間、汗をかいていない
  3. カバンをときどき左右に持ち替えていない
  4. 何回か声をかけられないと返事ができない
  5. 人の相談に乗っていない
  6. 1日のトイレの回数を把握していない
  7. ペンや鉛筆で文章を書いていない
  8. 旅行や出かけた場所の体験を人に話していない
  9. 通勤、通学、買い物で新しい道を通っていない
  10. 家のなかのゴミをゴミ出しのために集めていない
  11. 1日の食事の合計カロリーを把握していない
  12. 毎朝、体重計に乗っていない
  13. 1週間の合計睡眠時間がわからない
  14. 「ありがとう」と言っていない
  15. 「楽しい!」と思った出来事がない
  16. 20歳以上離れた人と世間話をしていない
  17. 両親、兄弟姉妹と話していない
  18. 贈り物をしていない
  19. 足の裏をマッサージしていない
  20. 約束に遅刻したことがある
  21. 昨日会った人の顔が思い出せない

21個中13個以上あてはまるなら、脳全体としても弱く劣化している可能性があります。チェック項目が減るように脳コンディショニングするといいようです。

 

脳コンディショニング

今日からできる34の新習慣

  • メニューは文字ではなく写真で選ぶ(右脳の視覚系が刺激される)
  • 部屋を片づける(空間を見て判断する力がつく)
  • 役者の表情を読み取る(言葉に頼らず視覚情報を得る練習になる)
  • 移動中に「かわいいもの」「きれいなもの」を探す(広範囲で情報収集)
  • ブランドにはこだわらないで買う(自分の「見る目」が鍛えられる)
  • アニメのキャラを声や動きとともに暗記する(映像として記憶する力がつく)
  • 空を見て今日の天気を判断する(自分の目で信用できるようになる)
  • 頭皮マッサージをする(見たものを処理する能力が高まる)
  • 人に当たらないように気をつけて人混みを歩く(先読みの空間把握力が鍛えられる)
  • ドン・キホーテに行く(さまざまな商品を見て視覚系を刺激する)
  • 動植物の世話をする(ペットを観察することで視覚系が鍛えられる)
  • 姿勢を正す(自己観察力が伸びる)
  • おなかのマッサージをする(直接触れることで自分の調子を理解する)
  • 食事の量は「腹六分目」で自分の適量を計る(必要な食べ物・食べ方に気づく)
  • 利き手と逆の手で歯を磨く(右利きの人には右脳の刺激になる)
  • 横歩きをする(柔軟な思考を手に入れる)
  • 目を左右に動かす(理解できる話の範囲が広がる)
  • 5本指ソックスを履く(10本の指に気を配れるようになる)
  • 神様を意識する(見えないものを理解しようとする力がつく)
  • その人の印象を相手に伝える(右脳から左脳への回路がつくられる)
  • 予算を決め、実物を見て買い物をする(判断・選択する力が鍛えられる)
  • ゴルフでは芝目を読む(自分の体の動きを通した理解力がつく)
  • パートナーのいいところを5つ書き出してみる(出来事記憶が掘り起こされる)
  • 「楽しかった日記」を書く(アルツハイマー型認知症の予防になる)
  • 青春時代に聴いていた音楽を定期的にかける(当時よく使っていた脳番地が活性化しやすい)
  • 1日の逆算予定表をつくる(いつもより時間を意識して記憶系が刺激され続ける)
  • 一人でくつろぐ時間をもつ(ぼんやりする時間で脳の劣化を防ぐ)
  • 城跡に行って歴史ドラマをイメージする(「予習」内容をリアルに思い出し記憶を活性化
  • 冷蔵庫の中身を記憶する(買い置きや作り置きを思い出し、記憶系を刺激)
  • タンスのなかのいらないものを捨てる(捨ててもいい記憶と残したい記憶を区別できる)
  • 好きなアーテイストの歌い方を真似する(記憶系、視覚系、運動系の合同作業)
  • ラジオ体操の順番を自分で変えてやってみる(「手順記憶」で小脳を刺激)
  • 卒業した小学校の校庭を訪れる(記憶をたどることで活力が出る)
  • 「あの頃」のメンバーとかつて行った場所を再訪する(運動系、感情系、記憶系が一気に活性化)

 

さいごに

肩が凝ると、マッサージや整体でほぐしたりします。エアロビクスやリラクゼーションをして整えたりします。

 

脳においても、偏った使い方で疲労するとコンディショニングが必要となります。

加藤先生は、脳の使い方を意識して整えながら生活すると、脳のピークが100歳だとおっしゃっています。

 

ちなみに「健康脳」「脳番地」「脳コンディショニング」「脳の学校」これらの言葉は加藤先生が商標登録されています。

まさに脳のオーソリティですね。