最近、ダイソーで甘栗を見つけたらまとめ買いをしています(ハマってるとも言う)。
賞味期限を見ると、来年の冬まであるので非常食用を兼ねています。
前回の中華ちまき風炊き込みご飯が好評だったので、今度はスープを作ってみました。
甘栗ビシソワーズ風スープの材料
- ダイソーの「こだわりのむき甘栗」無選別120g入り 1袋
- 玉ねぎ 半分
- バター 約10g(1㎝くらい)
- 牛乳 300㏄
- 生クリーム(無くても美味しいが、ある方がベター)適宜
- コンソメ 小さじ半分
- 塩コショウ 少々
作り方
- 玉ねぎは薄切りにし、バターで炒める。
- 玉ねぎが透明になったら、牛乳を足し入れる。
- 牛乳が温まったら飾り用の2~3個を別皿に取り、甘栗を全部入れて煮る。
- 飾り用の栗を荒く刻んでおく。
- お玉の背で栗を押しつぶせるくらい柔らかく煮えたら火を止める。
- 粗熱が取れたら(冷めてないと泡になるので常温まで冷ます)、鍋の中身を全部ミキサーに入れてまぜる。
- ミキサーにかけ終わると、再度鍋に戻し入れ弱火にかけ、水少々、コンソメを入れます。好みの味に微調整します。(甘味が足りないと感じたら砂糖を足したり、風味が足りなければバターや生クリーム、塩コショウを足します)
- 器に入れ、うつわごと冷蔵庫で冷やす。
- 食卓に出す前に飾り用の刻んだ栗を乗せる。
出来上がり
普段はあまり使わず、食器棚の奥の方にしまってあるスープカップの出番です。
材料を煮込んで丸ごとミキサーにかける作り方は、簡単で何にでも応用できます。
かぼちゃ、サツマイモ、ごぼう、などが代表格で、失敗無く美味しく作れます。
少し水分を多くして、ゼラチンで固めると趣の違ったご馳走になります。
栗にまつわるミニうんちく
- 中国製品を敬遠してしまう傾向ですが、こと甘栗に関しては、「天津甘栗」が王者だと思います。
昔、中国旅行を数回したことがあります。北京の王府井(ワンフーチン)という日本の銀座のような繁華街で歩行者天国を散歩しました。
通りのいたる所で甘栗が量り売りされていて、ベンチに座って食べた本場の味は最高でした。
- ヨーロッパの栗は天津甘栗の2倍位のサイズでかなり大きいです。
イタリア、ローマのスペイン広場の前で売られていた焼き栗は、美味しそうに鬼皮が割れていて香ばしい匂いにそそられます。
しかし、食べてみると残念ながらあまり甘味がなく、イメージしていた天津甘栗の味と全く別物でした。
だから、甘く煮詰めてマロングラッセやケーキのモンブランにするのですね。
- 一方、日本の和栗は、そのままでも上品な甘さで、岐阜県中津川での栗きんとん巡りは楽しいです。中津川の栗きんとんは本当に美味しいですよね。
さいごに
夏なので、冷製スープにしましたが、もちろん熱々のスープでも美味しくいただけます。
プロなら漉し器で漉して、なめらかな舌触りにこだわると思いますが、家庭料理なので
ザラザラ感が多少残っていても大丈夫です。
食欲のない時や、体調の悪い日など、少しいただくだけでもほっこりいたします。
牛乳と豆乳を半々にしてもヘルシーだと思います。
週末、ファミリーが集まる時など、喜ばれる簡単スープです。
朝食にいただくとパワーが充電できる感じがいたします。
中途半端に残った生クリームで、カルボナーラなど作ると無駄にならず使い切れます。
「最後の晩餐」に10個選ばせてもらえるなら、中津川の栗きんとんは入れますね。
美味しい、うれしい、食いしん坊バンザイ!