小学館の図鑑NEOは、子どもだけのものでなく、大人も充分楽しめる素晴らしい図鑑です。
飽きない豊富な内容や珍しい写真に、感動や驚きの連続です。
DVDが付録に付いていて、ドラえもんがガイドしてくれます。一本を最後まで真剣に見入ってしまいます。
私が印象に残った内容を3つ紹介させていただきます。
小学館の図鑑NEO、両生類・はちゅう類
テキサスツノトカゲ(イグアナ科)
追いつめられると、目から血を噴き出して、コヨーテなどを追い払います。
- 全長8~16cm
- えさは蟻など
- アメリカ合衆国南部とメキシコ北部の砂漠に生息
- 5月~7月に14~37個の卵を産む
カメレオン(カメレオン科)
私が知らなかっただけで、物知りの方には当たり前のことなのかも知れませんが。
カメレオンは、目を左右バラバラに動かすことができます。
マダガスカルでは、「過去をふまえつつ未来を見通す」ことをたとえて「カメレオンのように一方の目を過去へ、一方の目を未来へ向ける」と言います。
ミクロヒメカメレオン
↑ 大人
世界最小の爬虫類で、子どもはマッチ棒の先くらいの大きさです。
- 大人になっても全長最大 約29mm
- えさ 蜘蛛 トビムシなど
- マダガスカル北東にある無人島ヌシハラ島に生息
- 落ち葉の下に2個の卵を産む
小学館の図鑑NEOのシリーズ
たまたま遊びに来た孫が持っていた「両生類・はちゅう類」でしたが、本当に優れた図鑑なので、おいおい手に取ってみたいと思います。
さいごに
多角的視点を「虫の目、鳥の目、魚の目、心の目」と表されることがあります。
- 虫の目:細部まできちんと見極める能力。部分に注力して見る力。
- 鳥の目:全体像をしっかりと見渡す能力。全体を俯瞰する力。
- 魚の目:時間の流れの中で、今の位置とこれからのことを見通す能力。時流の変化を見る力。
- 心の目:やり遂げようとする意志の力。
上手く表現しているな、と感心します。
生き物は、それぞれが与えられた優れた能力を持ち合わせていて、ひたむきに生命を維持する努力を続けています。
一寸の虫にも五分の魂といいますが、図鑑とDVDを観て、まさにその生命力やプライドのような物を感じ取ることができました。
私も生き物たちに負けないよう頑張りたいと思いました!
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