えび豆とは
えび豆が滋賀県の郷土料理だとは知りませんでした。
琵琶湖でとれるスジエビ(カワエビ)と大豆を甘辛く煮た栄養価の高い料理です。
ここ大阪でも、えび豆は人気で、お総菜屋さんの定番商品だと思います。
母が生前、たまに作ってくれました。
南大阪では、スジエビではなく、じゃこ海老を使います。
おふくろの味ですが、全国の定番料理だと思っていました。
今回、色々調べてみると、随分色んな似通ったエビがあるものですね。
アミエビ・芝エビ・桜エビ・・・
アミエビて、魚釣りで撒き餌に使うエビだと思っていましたが、料理に使えるんですね、、
まあ、どんなエビでもいいので、手に入るエビを使えば似通ったえび豆が出来上がると思います。
えび豆の作り方
水煮大豆を使うと時短になりますが、歯ごたえがないので、乾燥大豆を戻して使います。
ポットに大豆を入れ、熱湯を注ぎ一晩置きます。
これは、お赤飯を作る時、小豆にも使うやり方です。
ポットのお湯も一緒に鍋に入れ少し煮ます。
浮いてきたアクをすくって取ります。
じゃこ海老の頭を取り、洗ってザルに上げる。
大豆の鍋にじゃこ海老を足し入れ、調味料を加える。
- 薄口醤油
- 砂糖
- 酒
- みりん
上から順に 3 : 4 : 1 : 1 の比率で入れる。
コトコト中火で20分程に詰めて、混ぜながら味見をする。
水分を残しておかないと豆にシワができる。
長く煮詰めると色濃く佃煮のようになります。
好みのタイミングで火を止めます。
さいごに
作る手間は同じなので、一度にたくさん作ります。
しかし、じゃこ海老とのバランスがあり、大豆が多すぎると、じゃこ海老の出汁が薄く感じられます。
たくさん作っても、5人家族の娘宅に持っていくと、ごっそりと減ります。
育ち盛りの孫たちに手作りの料理を食べさせてあげられるのが喜びでもあります。
最後までお読みくださりありがとうございました。