一昔前に流行した「ごぼう茶」ですが、その頃は、ありえない・・と興味がわきませんでした。
何でもかんでもお茶にしたらいいというものじゃない。健康ブームに乗って、次々と考え出すものだなぁと呆れていたほどです。
ところが最近、自分で作って飲んで気に入り、人にもプレゼントしまくっています。
ごぼう茶を作るようになったきっかけ
YouTube の「本要約チャンネル」で、ごぼう茶の効能が解説されていました。
ごぼう茶は機能性表示食品で、身体に良い効果があるお茶だと証明されているそうです。
ならば一度飲んでみようかなと手作りに取り掛かりました。
機能性表示食品とは
- 科学的な根拠に基づいて健康を維持するために良い効果が表示されている食品。
- その食品に健康の維持や増進に役立つ機能があることを事業者が国に届け出る義務がある。
- その際、事業者は科学的な根拠となる情報を国に提出する。
ごぼう茶の主なメリット3つ
老化を遅らせ若返る
- 抗酸化作用のある「ポリフェノール」がたっぷり含まれているため、動脈硬化や生活習慣病の予防に役立つ。
- ポリフェノールが血管の若さを保ち、アンチエイジングになる。
- ポリフェノールが腸管内の健康的な細菌の量を増やす。
- 脳機能を高める。
- 炎症を押さえてくれる。
ダイエット効果がある
- ごぼうの皮に含まれている「サポニン」が腸管の中の脂質を分解吸収するためダイエット効果がある。
- 水溶性食物繊維「イヌリン」が豊富に含まれていて、優れた利尿作用があり、余分な水分を排出する。
- 体重を減らし、血糖値のコントロールにも働きかけ、糖尿病になるリスクを減らしてくれる。
毒素を排出し、ガンを予防する
- 血液から毒素を取り除く成分が含まれているため、血液を浄化してくれる。
- ガン細胞の成長と変異を阻害してくれる。
- すい臓がんなど特定のガンに対する抑制効果が見受けられる。
ごぼう茶の作り方
ごぼうを洗ってピーラーで削る。皮に栄養があるので捨てない。
ささがきにするより薄く削れるので、乾燥や焙煎に都合がよい。
あっという間にボウルに山ができます。
日当たりの良いベランダで2~3日干します。
乾燥したごぼうはパリパリでとても軽くなっています。
フライパンで乾煎りをします。焦げないよう中火以下で気長に。
余談ですが、この時間に「Voicy」のウラケンを聞いて、不動産のながら勉強をしています。
煎り続けていると、だんだんポキポキと折れて、細かいチップになってきます。
空きビンに乾燥剤と一緒に入れて保存します。
飲み方は簡単、茶葉と同じように湯を注いで2~3分待ち、湯飲みにそそぐ。
濃い味が好みの場合、待ち時間を長くする。
やかんに入れて、麦茶を炊くように煮出すとたくさん作れます。
ボトルに入れて、冷蔵庫で保存しておくと楽に飲めますね。
ごぼう茶出がらしの利用
- 味噌汁
ごぼう茶の出がらしを味噌汁に入れると、食物繊維を摂れて、発酵食品の味噌と相まって健康的な食事になります。
- きんぴらごぼう
フライパンにゴマ油を入れ、人参の千切りなどと一緒にごぼう茶の出がらしを炒めて甘辛く味付けするとご飯がすすむ君になります。
- ごぼうサラダ
マヨネーズやドレッシングで和えると、市販のごぼうサラダと同じ味になります。
- お好み焼きの具
刻みキャベツと一緒にごぼう茶の出がらしをいれると、より一層食物繊維を摂ることができます。
- ハンバーグの具
玉ねぎのみじん切りを炒める時、一緒にごぼう茶の出がらしを炒めてミンチ肉に練り込みます。
1日に30品目取ることは、意識していないと難しいものです。チョイ足しで、わりと簡単に30品目が取れるものです。
さいごに
何でも新しいことに飛びつきがちな私ですが、ごぼう茶はスルーしていました。
出遅れでの飲用となりましたが、糖尿病治療中の兄や高血圧の友人にプレゼントして喜ばれています。
真夏にエアコン下でずっと居ると、足や顔が浮腫んできます。
排尿を促す作用のあるカリウムが多く含まれているスイカを食べたり、とうもろこしのひげ茶を飲んだりしてきました。
今年の夏は、ごぼう茶を飲んでどう変化するのか楽しみです。
手作りが面倒な方は、市販品を一度試してみてはいかがでしょうか。