新聞の折り込み広告を見て、本当にこれだけ大勢出演して3,500円?
しかも会場が近い。
マンネリな日々の暮らしの中で、しばし青春時代にプレイバックできるのでは・・と思い、兄妹を誘って行ってきました。
結論は、超おすすめコンサートです♪
全国を回ってやっているので、お近くに来た時、是非是非です。
出演者と曲
それぞれの歌手が持ち歌を2曲ずつ歌いました。
一緒に歌える懐かしい曲ばかりでした。
ヒット曲があるというのは、歌手にとって打ち出の小槌みたいなものですね。
- あいざき信也 「気になる17才」「恋のリクエスト」
- 元フィンガー5 晃 「学園天国」「個人授業」
- 三善英史 「雨」「丸山・花街・母の街」
- 元ガロ 大野真澄 「学生街の喫茶店」「君の誕生日」
- 狩人・高道 「あずさ2号」カバー曲「君は薔薇より美しい」
- 尾藤イサオ 「あしたのジョー」「悲しき願い」
- フィーリーブス 江木敏夫 「ブルドック」「地球は一つ」「踊り子」
- フォーリーブス おりも政夫 「ブルドック」「地球は一つ」「踊り子」
- リリーズ 姉 「好きよキャプテン」「恋に木枯らし」
- 青い三角定規 西口久美子 「太陽がくれた季節」「青春の旅」
- あべ静江 「みずいろの手紙」「コーヒーショップで」
- 伊藤咲子 「ひまわり娘」「乙女のワルツ」
感動のエンターテイメント
エンターテイメントというのは、ステージと客席が一体となって盛り上がるものですね。
ペンライト(500円)を買って、ノリノリの応援をさせてもらいました。
隣の座席の知らない主婦の方たちとも仲良くなって、飴玉をいただきました!(さすが大阪のおばちゃん)
過去にも参加したことがあるリピーターの方々で、その時の話も聞かせていただきました。
多くの歌手に囲まれて、西條秀樹さんが車椅子で、歌えずただステージの中央に座っているだけで拍車喝采、涙が出たそうです。
長く歌い続けているだけあって、どの歌手も声量に半端なく迫力があり、衰えなど微塵も感じませんでした。
トークも巧みで、引き込まれ笑いも誘います。
お母様の介護を9年間された体験を本した三善英史さん。
脳梗塞で倒れたが、必死でリハビリに励み、見事復活したあべ静江さん。
双子の妹を亡くしても、身体の中に入っているといって歌ったリリーズの姉。
青い三角定規の西口さんは、突然の病で投薬中。薬の副作用でムーンフェイス。
伊藤咲子さんも病気で苦労された時期があったようです。
長い年月の間には、それぞれの人生ドラマがあるものですね。
最高齢は、尾藤イサオさんの81歳。一番元気でした!
他、ほとんどの方が70歳超えかそれに近い年齢になっておられました。
みなさん年齢を感じさせない若々しさで、昭和にタイムスリップできました。
双眼鏡で見ると、カツラだと分かる男性もいましたが、それもステージ衣装の内だと思います。イメージが極端に変わっていない方がいいですからね。
夢グループという会社
通信販売とコンサートを主軸にしたビジネスで2003年に設立されました。
今では、ジャパネットたかたより目立つ存在となっているようです。
個性的なTVコマーシャルや精力的な広告チラシ等で、いつのまにか知れ渡るようになりました。
当初は狩人のマネージメントを担当するために設立しましたが、イベント出演などの営業に関する料金のパッケージ化が好評を博しました。歌手同士の横のつながりで評判となり、所属を希望する歌手が多くなりました。
夢グループ在籍の歌手一覧をHPで見ると、驚くほどビッグな方も多数いらっしゃいます。
通販の方は、石田社長が若い頃から、色んな商品を手掛けてきました。
ある時、香港の実業家にシルクのパジャマやナイトウエアの販売を薦められ大成功をおさめたそうです。
福島県なまりそのままで、社長自らコマーシャルに出て、その個性が大衆に受け入れられています。
長崎県なまりのジャパネットたかた前社長との類似点ですね。
石田社長と保科有里さん
保科有里さんは、歌手歴31年と言ってましたが、スタイル良く若々しいかたです。
お母様を想う歌を自分で作詞されていて歌いました。
石田社長とのジュエット曲も披露されました。
社長の愛人に見えるのをネタにしているようですね。
最近は、300円のガチャガチャカプセルの中にお二人が入れられているとか。
しかも、それがメルカリで高く売られているなんて!
お二人の写真のTシャツや、航空会社のパイロットとCAのキャラクターとして
広報に使われたりと引っ張りだこになっていると聞きました。
お話に心がこもっていて、素朴な石田社長の人柄を消費者は見抜いているのでしょうか。とにかく人気者になっていますね。
私はあまりTVを見ないので、「安くして~」というフレーズが受けているとは知りませんでした。
さいごに
最初に見たチラシでは、6,800円でした。席が埋まらないのか、次に見た時は、3,500円に値下がりしていました。
あまりにお安いので、座席が後ろの方かも知れないですが、購入しました。
その後、またチラシで2,800円に下がっていました。
往年のヒットメーカーが束になってもなかなか集客できない厳しい現実なんだなぁと感じました。
昭和生まれの私たちと一緒に年齢を重ね、長く歌い続けてきた歌手の方々にはとても親近感を感じました。
終わってからロビー活動されていて、身近に生の往年のスターを見ることができました。女性は美しく輝いておられました。
出版本の販売や、CDの販売、夢グループの「夢もなか」の販売にと賑やかで楽しいロビーでした。
2ショットをお願いしている方がいましたが、さすがに気恥ずかしかったのと、特別な推しがいるわけでもないので、そそくさと帰路につきました。
また次も違った歌手の構成になると思うので、参加したいです♪
楽しい2時間半を過ごせます。
最後までお読みくださりありがとうございました。