貸家の入居者が決まると、引渡しまでに新しい鍵に交換します。
今までは、工事の流れでリフォーム業者にまかせきりでした。
そのため、鍵交換業者はどこを利用しているのか知らず、請求金額だけ把握していました。
今回、仲間のDIYオーナーKさんからの情報で、「日本ロック」に依頼してみました。
鍵交換業者2軒の比較
鍵の〇〇車
まず、すぐ近所にある「鍵の○○車」に電話すると、住所を聞かれ、待ち合わせ時間を決め、現場で鍵交換箇所をチェックされました。口頭で見積もり金額を知らされ、決めたら返事をするというパターンでした。
近所なので、出張費が安くなると思い問い合わせました。
玄関の引き戸と勝手口のドアの2ヶ所の鍵交換で35,000円ぐらいと言われました。
玄関の鍵は、安いランクでの見積もりでした。ディンプルタイプにすると値段が上がるとのことでした。
大雑把な提示だなと感じましたが、押し売り的な感じではなく、淡々とされていました。
彼らは、営業マンではなく鍵職人だから、値段提示をしたらそれで仕事が終わりなのかも知れません。
日本ロック
そこで、Kさんに教えてもらった「日本ロック」に問い合わせてみました。
なんと、見積もりに来ないで、電話で質問に答えた内容から鍵交換の値段を出します。
勝手口のドアノブは、開けた横面に記されている記号番号を言うだけで金額が出されました。
玄関扉は、引き戸か開き戸か、アルミサッシ製かと材質を聞かれただけです。
見積もりに来られませんか?と尋ねると、電話で依頼が決まってから伺います。と、スピーディ且つ潔いと感じました。
電話で明確な価格が提示されました。
玄関の鍵交換→14,190円 勝手口の鍵交換→11,880円
1件ごとに出張費が2,310円含まれた金額なので、2ヶ所作業の場合、合計金額から2,310円を引いてくれます。
14,190+11,880-2,310=23,760円!
支払いにクレジットカードは関西では使えないのが残念でした。
関東の会社なので、関東地域ではクレジットカードが使えるとのことです。
玄関の鍵は、ディンプルタイプでピッキングに対する防犯性が高く、合鍵セキュリティ対策もされているタイプです。
鍵を失っても、簡単に合鍵が作られません。一方、家族の誰かが鍵を失って、作る場合、3,000円以上の高額になります。
そのため、最初から5個のキーがセットされています。
とてもお得感がありました。
2年間の保証期間があり、領収書が保証書を兼ねています。
まとめ
日本ロックは、電話で細かい見積もり金額を提示して、こちらが発注すると、今からでも伺えますと、タイミング良かったこともありますが、スピーディでした。
それでも、1時間余りかかる所からの出張です。
つまり、見積もりだけで1時間かけて、作業の受注がないというロスを無くしているのです。
いくら近所で出張費安く見積もりに動いても、受注がないことの方がロスなのです。
人件費、ガソリン代、高速代、、、と1軒の見積もりにかかる経費を極力軽減させる手法で格安鍵交換ができているのだと理解できました。
「見積もり」というのは、どんな業界でもコストが結構かかるものです。
ハウスメーカーなどは、見積もりまで進んで決まらず、流れたコストを契約にこぎつけた施主に負担させている側面があると聞いたことがあります。
見積もりの経費削減は、ビジネスの一つの手法だと感心いたしました。