関西ではよく知られている「赤目四十八滝」ですが、四十八も滝があるわけではありません。
単に数多くあることを慣用的数字の「四十八」で表したもので、「非常に多い」との意味合いで呼ばれているとのことです。
「日本の滝100選」「森林浴の森100選」「遊歩100選」「平成の名水100選」に選ばれているそうです。いろんな100選がありますね~
赤目四十八滝の場所
赤目四十八滝の駐車場
随分昔に行ったことがある赤目四十八滝ですが、記憶がおぼろげなので、新たに行ってきました。
駐車場は、わりと入り口近くまで何カ所かあります。
食堂や土産物屋が貸している駐車場で、一日800円でした。
日曜日でしたが、朝早い時間だったので空きスペースがありました。
少し遅い時間帯になると、土日祝日は混雑するようです。
車から降りると、もういきなり森林浴モードになれます。
空気が美味しいとはこのことですね。
赤目四十八滝の入山料
入り口料金所では、窓口に人がいますが、券売機を使って購入します。
大人一人500円、小中学生一人250円です。
赤目四十八滝の散策コース
- ゆったり散歩コース / 散策レベル ★
渓谷入口 ~ 布曳滝
散策を気軽に楽しみたい方にオススメのコースです。
距離:約900m 時間:徒歩約23分
普段着で行けます。
- 渓谷ハイキングコース / 散策レベル ★ ★
渓谷入口 ~ 岩窟滝
運動が得意で体力のある方にオススメのコースです。
距離:約3,290m 時間:徒歩約90分
タウンシューズでは歩きにくいと思います。
- 長坂山トレッキングコース / 散策レベル ★ ★ ★
渓谷入口 ~ 百畳岩 ~ 長坂山下山口
勾配のある山道で、ハイキングに慣れた方にオススメのコースです。
距離:約5,070m 時間:徒歩 約170分
滝いろいろ
<布曳滝>
<不動滝>
<千手滝>
お昼ご飯はどうするか
入り口までには、数か所の食堂や土産物屋があり、お弁当を販売しています。
それを買っていって、食べるのもいいですし、自宅から手作り弁当持参でもいいと思います。
食堂もありますし、日帰り温泉も楽しめます。
私たちは、車を止めた土産物屋で、山菜おにぎり弁当を買って出発しました。
「千手滝」が眺められるスポットに休憩所があり、ベンチに座ってゆっくりとお弁当を食べることができました。
人間ウォッチングを楽しめるスポットでもあります。
写真同好会のようなグループが多く、皆さん本格的なカメラを提げて、服装も靴も登山家のようないでたちでした。
横で小耳にはさんだのですが、先生曰く、滝そのものを撮ってはいけないそうです。
台湾人か中国人かわかりませんが、中国語が飛び交っていました。
こんなへんぴな所までやってくるとは、相当な日本通なのか、綺麗な自然を求めて来たのでしょうね。
忍者とサンショウウオ
忍者の森では、忍者修行体験ができます。
ビジターセンターで受け付けをしていて、本格的な修行を体験し終わると、伊賀流忍術の秘伝の書を手に入れらるそうです。
私も年甲斐もなく体験したいと思いましたが、さすがに再起不能になるといけないので見送りました。
記念に「竹あかり」を一つ買って帰りました。
世界最大級の両生類「オオサンショウウオ」は、絶滅危惧種となっています。
日本サンショウウオセンターがあり、非常にたくさんのオオサンショウウオを見ることができました。
絶滅危惧種とは知らず、食べられるのかしら・・なんて不謹慎なことを考えていました。
さいごに
森林浴が健康にいいことが科学的に立証されています。
森林浴で、心身がリラックスすると、唾液中のストレスホルモン「コルチゾール」の濃度が低下します。
ハイキングで自然の中を歩くことによって、「セロトニン」という幸福ホルモンも分泌されます。
滝の美しさ、発するマイナスイオン、流れ落ちる自然の音、これらが人々をリラックスさせてくれます。
滝の音を含む自然界の音、鳥のさえずりや吹き抜ける風の音などを「ホワイトノイズ」といって、雑音や騒音と違って癒し効果があります。
大都会で暮らしているわけではありませんが、やはり自然の中に身を委ねるのは気持ちいいものですね。
日本の滝100選巡りでもしようかな^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました。