コロナが開けて、ワクチンの接種証明など煩わしいものが要らなくなり、久しぶりに韓国ソウルへ行ってきました。
コロナ前に比べると、まるで浦島太郎状態となりました。
それでも、屋台の賑わいは以前と変わらず、見て回るだけでも楽しめました。
コロナ前と変わったと感じたことをまとめてみました。
変わらないのは、屋台の賑わいと楽しさでした。
観光客
かつては、日本人の若い女性たちでごった返していた明洞の街ですが、めっきり日本人が減っていると感じました。
中国人らしき小グループや、グローバルサウスと呼ばれる国々の観光客が溢れていました。
イスラム教のヒジャーブ(スカーフ)を身にまとった女性がとても多く目立っていました。おそらくマレーシアやインドネシアなど、東南アジアから来た比較的裕福な層の観光客だと思います。
ほとんどマスクをしている人がいませんでした。
私は、マスクをしていたのに、帰国後、コロナ感染していました⤵
レストラン
かつては、ソウルへ行ったら行くレストランが数店決まっていました。
焼肉、海鮮鍋、マンドウ、タッカルビなどなど、好きな韓国グルメのコースができていました。
今回、以前と同じ調子でお店を探しても見つからないのです。
聞くところによると、ほとんどのお店がコロナで閉鎖され、違うお店が新たに出店されていました。
本当に9割ほど入れ替わっていると聞きました。
どこの国も外食産業の痛手は酷かったようです。
ホテル
従来は、便利な場所でお気に入りだったホテルも経営母体が変わり、何だか、様子が違っていました。
明らかに日本人よりも、他の国々の人をターゲットにしていました。
ファストファッション
ユニクロ、H&M、ZARA といった大手のファストファッションブランドが軒を並べて賑わっていたのに、姿がなくなっていました。
代わりにお土産のお菓子を売っているお店がやたら増えていました。
ソウルステーションのロッテマートまで行かなくても、街中でいくらでもお土産を買えます。
しかし、円が弱いので日本のお菓子の方が安いです。
タクシー会社
随分昔は、黒いハイヤーに乗ったら、ぼったくられると言われた時代がありました。
その後、明朗会計のタクシー会社が増え、明るい雰囲気になっていました。
今回、お気に入りのタクシーを見つけようとしても、走っていません。
タクシーの台数が極端に減っています。
コロナの打撃を一番大きく受けた業界ですからね。
日本語が通じず、翻訳したはずのハングルも通じず、地図を見せると老眼で見えない、なんて、新米の高齢ドライバーが多かったです。
物価とレート
昔の日記を出してきて、WONのレートを調べてみました。
2009年4月には、日本円の10,000円が、180,000wonに両替されていました!
現在は、ちょうど半分になっています。
コロナ前は、毎年一回は韓国へ旅行してきましたが、1万円が10万ウォンを切ったのは初めてだと思います。
円安にインフレも加速していて、購買意欲が萎えてしまいます。
帰国後思いついたのですが、ネット証券に入れてある米ドルを使えば良かったのかと、、でも、勉強不足で使い方がわからない。
街の屋台
屋台だけは、変わらぬ活気と楽しさが溢れています。
フルーツジュース屋さん。
選んで、その場でミックスジュースにしてくれます。
シャインマスカットのジュースが、10000ウォン(1,300円)だったと思います。
ミニサイズのキンパ巻の数々
一口サイズで食べやすそうですが、ホコリがかぶっていそうでNGですね。
眩しいほどのアクセサリーの数々
他の物価に比べて安いと思います。
練りものの天ぷら屋さん
その場で手作りしています。お腹が空いていたら買いたかったです。
シャインマスカットの飴。いちご飴のぶどうバージョン
韓国の宮廷菓子「龍のひげ飴」
歯にくっついて困ります。
沢蟹のような小さな蟹の唐揚げ。
オレンジジュース屋さん
皮を積んでいるところが演出ですね。
鶏のから揚げ屋さん
キーホルダーなどの小物屋さん
さいごに
いつものお店に行こうとしましたが、皆無くなっていて残念でした。
でも、新しく見つけた海鮮鍋のお店が素晴らしかったです。
近くで気軽に出かけられる国ですが、買い物は今までみたいな爆買いはできません。
グルメでは、またちょくちょく行きたい国ですね。
最後までお読みくださりありがとうございました。