筍の季節がやってきました。
八百屋さんに並んでいますが、まだ少々高いので、もっと安くなってから買おうと思っていました。
そこへ、知人が、採れたての筍を茹でて持って来てくれました。
早速、ちらし寿司を作ってみました。
備蓄食材のみを使ってなので、いつもと違うバージョンとなりましたが。
ちらし寿司の材料(巣ごもりバージョン)
- 米:4合で作りました。手間が同じなので多く作って、筍をいただいたお礼用にも。
- 筍:いただき物、中サイズ1本
- ごぼう:大き目 1本
- れんこん:中サイズ 1本
- 人参:中サイズ 1本
- 干ししいたけ:自家製の干ししいたけを10枚程度
- インゲン豆:飾り用に適量。冷凍室にあったので絹さやの代用。
- 卵:錦糸卵として4個
- 刻み海苔
- 調味料:酢めし用合わせ酢の比率 酢4:砂糖2:塩1
具材の煮込み用 砂糖、しょうゆ、みりん(味見しながら濃い目がよい)
干ししいたけの戻し汁(捨てない!)
ちらし寿司の作り方
大雑把な作り方で充分美味しくできます。
- 干ししいたけを水につけて戻しておきます。
- ご飯を炊きます。
酢めしにするので、水加減は少なめに。 - 具材をすべて細かく切ります。
これが一番手間なだけで、後はあまりエネルギーが要りません。
筍のアク抜きには、米ぬかを使って茹でますが、今回は処理済みのをいただきましたので楽でした。
- 具材全部を鍋に入れ、しいたけの戻し汁を入れます。
ひたひたになるまで水を足します。
- 火を付け、煮えてきたら砂糖を加えます。蓋をして弱火でコトコトしばらく煮ます。
次に醤油とみりんを入れ、またコトコト煮込みます。
味見をしながら、2~3回に分けて繰り返すと味がよく浸み込んで美味しくできます。
- 錦糸卵を作る。
プロのように薄く焼くより、厚めに焼く方が卵の味がして美味しいです。 - 飾り用の人参やインゲンを茹でる。
飾り用なので、味付けなして茹でるだけでOK。 - 刻み海苔を用意する。
味付けのりをハサミで切るといいです。 - 炊けたご飯を桶で冷ましながら、すし酢を混ぜる。
- 冷めたら、具材を混ぜて、錦糸卵、刻みのりなどの飾りつけをする。
ちらし寿司作りのコツ
- 具材は干ししいたけのもどし汁で煮る
- 具材の味は濃い目がよい。
- 美味しい米を使う。やはり米が命。
- 具材を混ぜるには、大き過ぎるぐらいの桶がよい。
- 炊き立てのご飯にすし酢を混ぜる時、うちわであおいで冷ますので、うちわを用意する。
筍の栄養素
- 食物繊維を多く含んでいます。
デトックス効果があります。
- カリウムを多く含んでいるので、塩分を輩出させる役割があります。
浮腫みを取るのに作用します。
- グルタミン酸、チロシン、アスパラギン酸などにアミノ酸を多く含んでいます。
疲労回復に作用します。
プレバト風に筍俳句
- 季語 筍は初夏をあらわす季語
- ネット上で見つけたほのぼのとした筍俳句
たけのこよ ぼくもギブスが とれるんだ
アナウンスされ 筍の 遺失物
なんとなくある 筍の 前後ろ
さいごに
ちらし寿司は、家族の誕生日やお雛祭りなどのイベントによく作ります。
豪華にいくら、あなご、しらす、えびなど、動物性たんぱくを摂りたいところですが、なるべく買い物に行かず自粛しているので備蓄食材で作ってみました。
今回の主役は、季節の筍でしたので、たくさん入れました。
竹かんむりに旬で筍ですから、まさに季節の食材ですね。
瓶入りの水煮筍と違い、歯ざわりのシャキシャキ感と香りが格段で美味しかったです。
緊急事態宣言が発令され、自宅で過ごす長い時間です。
運動、読書、料理、学習、掃除、片付け、人生設計、撮りためたビデオや映画、家族とのコミュニケーション・・・
など、普段なかなかできなかったことができるチャンスです。
時間を有効利用できるといいと思います。