ポルチーニって?
ポルチーニは、世界3大キノコの一つです。
「松茸」「トリュフ」「ポルチーニ」が世界3大キノコです。
なぜ、たかがキノコがそんなに値打ちがあるのか。それは、人口栽培ができないからです。
成長に適したデリケートな自然環境の下で育った天然のキノコを発見するしかないのです。
収穫には大変な労力と技が必要とされます。
マイタケやしめじ、しいたけ、エノキタケなどは人口栽培できるので、とても安価で購入することができ、ヘルシーで有難い食材です。
毒キノコが混ざっている心配もないですしね。
一方、高級な世界3大キノコは、贅沢感を味わうことのできるグルメ志向の方たち向きの食材と言えます。
「ポルチーニ」はイタリア語で、「子豚たち」という意味だそうです。
生のポルチーニは、まるまるとしていて子豚のように愛嬌があることから名づけられたと言われています。
生のポルチーニは、なかなか手に入らないので、手軽に利用するなら、イタリアから輸入された乾燥タイプを購入するのがオススメです。
ドリアとリゾットの違い
ドリアは、ご飯を投入してグラタン風に仕上げます。
リゾットは、パエリァのようにお米から投入して炊き込みます。
レストランなどのメニューでは、ポルチーニのリゾットが主流ですが、今回は、手軽で時短になるドリアを作りました。
ポルチーニドリアの作り方
材料
乾燥ポルチーニ 10g
鶏もも肉 80g
コンソメ 1個
玉ねぎ 1個
ニンニク ひとかけ
オリーブオイル
ごはん
とろけるチーズ
手順
1・乾燥ポルチーニを水に浸して戻す。
ポルチーニ独特のいい匂いが漂います~
戻し汁は使うので捨てない!
日本の干しシイタケを戻して使うのと同じ要領です。
2・材料を細かく刻む
戻したポルチーニを絞って細かく刻みます。
ニンニク、玉ねぎ、鶏もも肉も同時に刻んでおきます。
3・具材を炒めて、ポルチーニの戻し汁をいれる
鍋にオリーブオイルを適量入れ、刻んだニンニクを入れ炒める。
鶏もも肉を炒め、次に玉ねぎのみじん切りを入れ炒める。
刻んだポルチーニを投入。
ポルチーニの戻し汁を入れ煮込む。
日本の雑炊と似たものなので、ご飯の量と相談して戻し汁の量を調節する。
4・ご飯を投入して煮込む
冷凍ごはんがあればレンチンして使います。
5・グラタン皿やスキレットに移して、オーブンで焼く
とろけるチーズ好みの量を乗せてオーブンで焼きます。
ポルチーニの匂いが充満して何とも豊かな空気が漂います。
さいごに
ファミリーで イタリアンを食べに行くと、パスタかピッツァが一般的でご飯物をオーダーすることが少ないです。
イタリア縦断旅行をした折も、ポルチーニのリゾットは食べなかったです。
本場のポルチーニ料理を食べるべきでした。
家庭で簡単にできるドリアはおかずご飯になり、休日の昼ご飯に向いています。
日本風だと、 干しシイタケを使って雑炊を作ったを、イタリアンのポルチーノリゾットだと思えば超簡単に作れます。
キノコは、繊維質が豊富で、ミネラル類も多く含まれている健康食材ですので、ポルチーニに限らず、日々の料理に取り入れたいと思います。
乾燥ポルチーニはお安く簡単に購入できます。